1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

現代美術家の三島喜美代さん死去…ゴミをテーマの立体作品

読売新聞 / 2024年6月27日 0時45分

三島喜美代さん

 大量消費社会を象徴するゴミをテーマに独創的な立体作品を手がけた現代美術家の三島喜美代(みしま・きみよ)さんが19日、死去した。91歳だった。告別式は近親者で済ませた。

 大阪市生まれ。1970年頃から、新聞や雑誌などを陶に転写する技法で、しわくちゃになった新聞紙やちらし、空き缶といったオブジェを制作。社会の情報化や大量消費への批判とユーモアを込めた作品は国内外で評価された。74年にイタリアのファエンツァ国際陶芸展の金賞に選ばれた。

 2005年、香川県・直島に高さ約5メートルのゴミ箱のオブジェを設置。作品は大英博物館や米シカゴ美術館にも収蔵され、21年度に文化庁長官表彰を受けた。東京・練馬区立美術館で個展が開かれていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください