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世界最小「ボルネオゾウ」の野生種1000頭だけ…レッドリスト最新版で絶滅危惧種に

読売新聞 / 2024年6月27日 21時0分

ボルネオゾウの雌と子 (c)Cheryl Cheah/WWF−Malaysia

 各国の政府や環境団体などでつくる国際自然保護連合(IUCN)は27日、絶滅の恐れがある動植物をまとめた「レッドリスト」の最新版を公表した。東南アジア・ボルネオ島に生息し、世界最小とされるゾウ「ボルネオゾウ」が絶滅危惧種に指定された。

 ボルネオゾウはアジアゾウの亜種で、パーム油が採れるアブラヤシ農園の拡大や大規模開発などによって、生息地の森林が失われている。これまでアジアゾウとして扱われていたが、IUCNが今回初めて亜種として評価したところ、野生種が約1000頭しか残っていないことが判明した。

 日本に生息する種では、2020年に新種として報告された大型のエイ「モノノケトンガリサカタザメ」が、新たに絶滅危惧種に指定された。南日本に固有のエイで、近似種の減少状況などから、過去45年間で生息数が80%ほど減少したと推測されている。

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