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都議補選告示、6選挙区で「与野党対決」に…9選挙区・計30人が立候補届け出

読売新聞 / 2024年6月28日 13時3分

都庁周辺(20日、読売ヘリから)

 東京都議補欠選挙が28日告示され、江東区、品川区、中野区、北区、板橋区、足立区、八王子市、府中市、南多摩(多摩市・稲城市)の9選挙区(いずれも欠員1)に午前9時30分現在、計30人が立候補を届け出た。投開票は都知事選と同じ7月7日。

 深刻化する少子化や首都直下地震への備えなどが争点となる見通し。自民党は、南多摩を除く8選挙区に候補を立てた。立憲民主党と共産党は選挙区をすみ分け、合わせて7選挙区に擁立。江東、品川、中野、北、板橋、足立の6選挙区で、自民候補と立民または共産の候補が争う与野党対決の構図となった。日本維新の会は北、板橋の2選挙区に擁立した。

 都議会(定数127)の会派構成は現在、自民が27議席とトップで、都民ファーストの会25議席、公明23議席、共産19議席、立民15議席、維新1議席など。補選は、自民が最大会派を維持できるかが焦点だ。次期衆院選に向け、派閥の政治資金規正法違反事件で逆風下にある自民の党勢を占う選挙にもなる。与野党の幹部も続々と応援に入る。

 小池百合子都知事(71)が特別顧問を務める地域政党・都民ファーストの会は4選挙区に候補を立て、うち中野、北、板橋では、自民候補と対決する。都知事選で自民と都民ファ双方から支援を受ける小池氏が、補選にどうかかわるかも注目される。立民、共産の支援を受けて都知事選を戦う前参院議員・蓮舫氏(56)の動向を含め、都議補選は都知事選と連動した戦いになりそうだ。

 補選は、都議の首長選への出馬や死去に伴って行われる。都選挙管理委員会によると、一度に9選挙区で都議補選が行われるのは過去最多。

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