1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

天皇陛下がウィンザー城訪問、エリザベス女王夫妻の墓に供花…会えずじまい「本当に残念」

読売新聞 / 2024年6月28日 12時45分

礼拝堂内を見学される天皇陛下(27日、ロンドン郊外のウィンザー城で)=代表撮影

 【ロンドン=沖村豪】英国訪問中の天皇陛下は27日午後(日本時間27日深夜)、ロンドン郊外ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂を訪れ、エリザベス女王夫妻の墓に供花された。

 女王は2022年9月、夫のフィリップ殿下はその前年の4月に死去した。天皇は海外王室の葬儀に参列しない慣例だが、陛下は皇后さまと共に女王の葬儀に参列された。

 この日の供花も、陛下の強い希望で実現したといい、陛下は夫妻の墓に花輪を供え、黙とうをささげられた。

 聖ジョージ礼拝堂には、歴代の英国君主の多くが埋葬されている。「ガーター騎士団」の本拠地でもあり、陛下は供花の後、ガーター勲章を授与された明治以降4代の天皇のプレートや上皇さまの受章を示す旗を見学された。

 その後、陛下は視察先の王立キュー植物園で記者団の取材に応じられた。

 4年前に女王からの招待で訪英する予定が、コロナ禍で延期になり、2001年の訪英を最後に会えずじまいになったことについて「本当に残念に思っております」と明かされた。

 英国に留学した時、女王からバッキンガム宮殿でのお茶やガーデンパーティーに招待され、静養先のバルモラル城でも一緒に過ごしたことに触れ、「女王とフィリップ殿下に本当によくしていただいたことに対し、心からのお礼の気持ちで参拝した」と説明された。

 25日の国王夫妻主催の 晩餐 ばんさん会については「チャールズ国王に心温まるスピーチをしてもらい心から感謝している」とふり返られた。また、ウィリアム皇太子、エドワード王子ら英王室の人々と旧交を温めることができたことを「大変うれしく思っている」と話された。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください