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「焼き肉の街」で誘客連携、豚ホルモンの北海道・北見と羊肉の長野・飯田…合同イベントや両市訪問

読売新聞 / 2024年6月29日 17時55分

長野県飯田市から視察団が訪れた「厳寒の焼き肉まつり」(2月、北海道北見市で)

 「焼き肉の街」を掲げる北海道北見市と長野県飯田市が焼き肉をキーワードに協力して観光客誘致に乗り出すことになった。両市は4月に「日本縦断焼肉連携協議会」を設立しており今後、首都圏での合同イベントや、両市を訪れて焼き肉を楽しんでもらう取り組みを展開する。将来は2市以外の参加も視野に入れている。

 タウンページに記載されている焼き肉店舗数などから計算した飯田市の調査によると、人口1万人あたりの店舗数は飯田市が全国1位で北見市が3位という。2位は沖縄県石垣市。

 これまで北見市と飯田市は視察団が訪問し合うなどして交流を続けており、今年2月にも「北見厳寒の焼き肉まつり」に飯田市の視察団が訪れている。コロナ禍が落ち着いてきた昨年度から協議会の検討を始め、4月1日に設立した。

 同じ焼き肉の街でも、北見市は豚ホルモンと牛サガリを炭火で焼くのが主流。一方、飯田市は羊肉や「黒モツ」と呼ばれるボイルした牛のホルモンの鉄板焼きが一般的という。それぞれに特色があり、北見市の担当者は「現地で体験してもらうのが誘客のポイント。互いの焼き肉を楽しめるような企画を考えたい」と力を込める。同市は協議会負担金として100万円を計上しており、具体的な取り組みを検討していく。

 北見市の担当者は「当面は2市で取り組みを進めるが、協議会は『日本縦断』と銘打っている。将来はほかの自治体も巻き込んでいければ」と全国展開に期待している。

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