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巨人「打つべき球を打っていたけど」、広島・大瀬良に3戦目も無得点…好調の丸も投球の精度に苦戦

読売新聞 / 2024年6月30日 6時0分

 広島2―1巨人(セ・リーグ=28日)――広島が接戦をものにした。同点の九回、菊池のソロで勝ち越した。大瀬良が七回途中無失点と好投し、救援陣も粘った。巨人は終盤に作った好機を生かせなかった。

 前夜のサヨナラ勝ちで勢いに乗りたかった巨人打線に、壁が立ちはだかった。広島の先発・大瀬良は、規定投球回を満たす12球団の投手で唯一の防御率0点台。絶好調の右腕に対し、七回途中まで4安打無得点と苦戦した。

 四回二死からヘルナンデスがチーム初安打となる二塁打を放ったが、続く岡本和が遊飛に倒れた。打率リーグ2位の丸も、六回一死一塁で遊ゴロ併殺打に終わるなど3打席で出塁できず。好調の1番打者は「球の精度が上がった。なかなか攻略できなかった」と悔やんだ。

 今月7日のロッテ戦で無安打無得点試合(ノーヒットノーラン)も達成した大瀬良の連続無失点は、これで35回1/3に伸びた。他チームも苦戦する中、特に巨人は今季3度の対戦で1点も奪えていない。「皆、難しい球は我慢して、打つべき球を打っていたと思うけど……」と二岡ヘッド兼打撃チーフコーチ。武器のカットボールを中心に、キレ、制球ともに相手が上だった。

 この3連戦を前に、阿部監督はミーティングで「首位の広島に粘っこく、くっついていこう」と語りかけたという。初戦にサヨナラ本塁打を放った丸も、お立ち台で「カープに勝たないことには優勝できない」と言っていた。重要な戦いと位置付けた直接対決を優位に進めるカギは、やはり先発投手の攻略だろう。

 チーム防御率リーグトップの広島の先発陣は、前夜に6回2失点と試合を作った7勝の床田、6勝の森下、4勝の九里も控える。「明日、打てるように頑張ります」と岡本和。好投手ぞろいの広島を追いかけるためには、打線の奮起が欠かせない。(福井浩介)

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