自民党の茂木幹事長、党総裁選立候補に意欲示す…秋の総裁選について「夏の間によく考えたい」

自民党の茂木幹事長

　自民党の茂木幹事長は３０日のフジテレビ番組で、「首相になってやりたい仕事がある」と述べ、将来的な党総裁選への立候補に改めて意欲を示した。秋の総裁選に出馬するかどうかについては「夏の間によく考えたい」と述べた。

　秋の総裁選への出馬を検討している同党の石破茂・元幹事長も同日、態度決定の時期は慎重に見定める考えを強調した。鳥取市内で記者団に「党の課題をどうするかをクリアカット（明確）に言えないといけない」と語った。

　一方、高市経済安全保障相は３０日、秋の総裁選に立候補する考えを６月２９日に地方議員らに伝えたとする一部報道に対し、自身のＸ（旧ツイッター）で「短時間の意見交換をしただけだ」と投稿した。