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国会議員の平均所得2530万円、5年ぶり増加…コロナ禍での歳費2割減が終了し満額支給

読売新聞 / 2024年7月1日 10時53分

 衆参両院は1日午前、国会議員の2023年分の所得などを公開した。計693人の平均所得は2530万円(衆院2642万円、参院2319万円)で、前年分から374万円増え、5年ぶりに増加に転じた。

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、20年から行われていた議員歳費の2割削減措置が22年7月に終了し、23年は満額支給されたことや、所得が1億円を超える議員が前年の2人から7人に増えたことが平均を押し上げた。最も所得が多かったのは7億4679万円の中西健治衆院議員(自民)で、2年連続。上位10人中8人を自民が占め、2人が立憲民主党だった。

 政党別の平均では、自民が2808万円と7年連続で首位となり、参政党が2648万円、国民民主党が2367万円と続いた。岸田内閣の閣僚の平均は2946万円で、新藤経済再生相が5360万円と最も高く、岸田首相は3875万円で3位だった。与野党10党首では首相がトップで、立憲民主党の泉代表は9位の2034万円だった。

 公開されたのは、昨年1年間を通じて在職した国会議員693人(衆院453人、参院240人)。昨年の補欠選挙などで当選した議員らは含まれない。

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