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東京湾に浮かぶ巨大なブーメラン…かつての海上要塞の護岸整備、今年度中にも終了

読売新聞 / 2024年7月2日 13時19分

護岸工事が行われている東京湾の第二海堡(読売ヘリから)=竹田津敦史撮影

 明治から大正にかけて建築された東京湾の人工島「第二 海堡 かいほう」で護岸整備が進められ、ブーメラン形の巨大な姿が海面に浮かび上がっている。

 島は千葉県富津市沖にあり、110年前に完成した海上 要塞 ようさい。戦前は首都防衛のため、砲台が置かれていた。海底に石を積み、さらに土砂で埋め立てて造成された。広さは約4万1000平方メートル。徐々に土砂が流出し、航行中の船舶に危険を及ぼすため、島の周囲に鋼製のくいを埋める工事が続けられている。

 国土交通省関東地方整備局によると、2007年から行われている工事が、今年度中に終わる見通しだという。近年は安全に船が着岸できるようになり、島に上陸する観光ツアーも実施されている。

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