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農林水産物・食品の輸出額、中国向け42%減…ホタテの輸入停止が響く

読売新聞 / 2024年7月2日 20時7分

ホタテ

 農林水産省が2日発表した今年1〜5月の農林水産物・食品の輸出額は、前年同期比1・2%減の5364億円だった。中国向けが42・0%減の658億円と落ち込んだ影響が大きく、中国を除くと9・5%増の4706億円だった。

 国別にみると、米国が21・9%増の954億円で最も多く、2位は香港で9・3%減の816億円。中国は3位だった。4位以下の台湾、韓国、ベトナム、タイなどはおおむね好調だった。

 各国の明暗を分けたのはホタテだ。中国は昨年8月の東京電力福島第一原子力発電所の処理水海洋放出を受け、日本産水産物の輸入停止を続けている。中国向けはホタテが多かったため、日本政府は中国以外の販路開拓を進めている。

 農水省によると、米国やベトナム、台湾はホタテの輸出が伸びて輸出額を押し上げた。一方、中国は日本産水産物の輸入停止に景気の先行き不安が重なり、日本食などの飲食店でウイスキーの需要も減っているという。

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