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春闘の賃上げ率、1・52ポイント増の5・10%…連合の最終集計結果で33年ぶり高水準

読売新聞 / 2024年7月3日 18時2分

春闘の集中回答日に、各企業の回答を書き込む金属労協職員(3月撮影)

 連合は3日、2024年春闘の最終集計結果を発表した。基本給を底上げするベースアップ(ベア)と定期昇給分を合わせた平均賃上げ率は前年同期比1・52ポイント増の5・10%となった。連合が掲げていた5%以上とする目標を達成し、1991年(5・66%)以来、33年ぶりの高い水準となった。賃上げ額は4721円増の1万5281円だった。

 このうち、組合員300人未満の中小企業の平均賃上げ率は、1・22ポイント増の4・45%だった。

 24年春闘では、物価高や人手不足への対応から大企業を中心に労使が協調し、大幅な賃上げの妥結が相次いだ。一方、中小企業では賃上げが十分に進んでいない。連合は「中小企業では、価格転嫁の取り組みが不十分だった。取り組みの強化が必要だ」と指摘した。

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