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バレー女子日本代表、東京オリンピックは古賀紗理那のけがなどでまさかの1次リーグ敗退

読売新聞 / 2024年7月28日 11時0分

東京五輪バレー女子1次リーグ、ドミニカ共和国に敗れた日本代表の選手たち

 パリオリンピックで日本時間28日夜に初戦を迎えるバレーボールの女子日本代表は、前回2021年の東京オリンピックでは12チーム中10位だった。12年ロンドン大会(銅メダル)以来、2大会ぶりのメダル獲得を狙った日本は、6チームが総当たりで対戦する1次リーグA組の初戦でケニアにストレート勝ち。しかし、続くセルビア、ブラジル、韓国、ドミニカ共和国と4連敗で通算1勝4敗に終わり、決勝トーナメントに進むことはできなかった。(デジタル編集部)

 パリ大会の主力となっている古賀紗理那(NEC)、石川真佑(東レ)、林琴奈(JT)、山田二千華(NEC)の4選手が東京大会でもメンバー入りしていた。1964年大会金メダルの「東洋の魔女」にあやかって中田久美監督が「伝説に残るチームにしたい」と臨んだ2度目の東京大会だったが、ケニア戦の途中で古賀が足首をひねって退場し、その後の2試合を欠場したことでチームに勢いが生まれなかった。

 1勝2敗となり、決勝トーナメント進出に向けて負けられない韓国戦。フルセットにもつれた熱戦は第5セットに日本が14-12と先にマッチポイントを握ったが、ジュースにもつれ込んだ末の逆転負けで痛い黒星となった。そしてドミニカ共和国との最終戦、相手のレシーブ力に苦しみ、第1セットを10―25の大差で落とした。バックアタックや中央の速攻に活路を見いだし、第3セットを奪ったが、身長2メートル超の選手もいる相手の高さにスパイクを何度も阻まれ、1-3で敗れた。

 中田監督からエースに指名されていた黒後愛(東レ)は「相手にやられたというよりは、本当にミスが多かったという印象。何もできなかった」と悔しがった。

 女子はオリンピックでは1976年モントリオール大会で金メダルを取った後は、銅メダルが2回あるものの、2000年シドニー大会は出場できないなど、成績に浮き沈みがある。パリ大会に向けては、昨年の最終予選で出場権獲得ができず、今年の国際大会「ネーションズリーグ」で出場権をつかむと、余勢をかって大会史上初の2位となった。

 ロンドン五輪で銅メダル、続くリオデジャネイロ大会で5位となった代表を指揮した真鍋政義監督のもと、3大会ぶりのメダル獲得に挑む。

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