埼玉・蕨のＪＲ東日本の変電所で出火、古い変圧器の撤去作業中…電車の運行に影響なし

ＪＲ東日本

　５日午後２時１５分頃、埼玉県 蕨 （わらび）市塚越にあるＪＲ東日本の施設「蕨交流変電所」で、「作業中に火が入った」と作業員から１１９番があった。蕨署やＪＲ東などによると、午後６時現在も消火活動が続いているが、けが人はなく、電車の運行にも影響は出ていない。施設内では古い変圧器の撤去作業を行っていたといい、何らかの原因で出火したとみられる。

　この変電所は、同県と東京都内の各変電所を通じて路線に電力を供給している。２０２１年１０月にも火災が発生し、送電がストップして山手線などが運転を見合わせた。このときは変圧器がショートし、ブレーカーが作動せずに過大な電流が流れたのが原因とみられている。