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札幌中1いじめ、死亡した女子生徒の両親が6500万円の損害賠償求め市を提訴

読売新聞 / 2024年7月5日 20時25分

 札幌市立中学1年の女子生徒(当時12歳)が2021年、小学校から続いていたいじめを苦に自殺した問題で、生徒の両親が5日、市に計約6500万円の損害賠償を求める訴訟を札幌地裁に起こした。

 市教育委員会が設置した第三者委員会の調査報告書によると、生徒は小学5年だった19年11月以降、いじめに関するアンケートなどで被害を訴えていたが、学校側は具体的な対応をしなかった。卒業直前の21年3月に校舎の屋上から飛び降りようとした際も、学級担任は情報共有せずに「いたずら」として処理。生徒は中学進学後の同年10月、自宅で自殺した。

 訴状では、「いじめによる慢性的ストレスに学校への不信感、徒労感が加わり、自死を考えざるを得ない極限的な精神状態に追い込まれた」と主張。小学校と中学校の不適切な対応が自殺を招いたとしている。

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