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「トランプ氏に勝てるか」と問われたバイデン氏、「イエス」と4回連呼…「適任は私以外いない」

読売新聞 / 2024年7月6日 11時57分

5日、米ウィスコンシン州マディソンで演説するバイデン大統領=淵上隆悠撮影

 【ワシントン=池田慶太、田島大志】11月の米大統領選で再選を目指すジョー・バイデン大統領(81)は5日、ABCニュースのインタビューで「大統領としてふさわしく、選挙で勝つために適任である人物は私以外にいない」と述べ、選挙戦を続ける考えを改めて示した。テレビ討論会で精彩を欠き、撤退を求める声が強まる中で、高齢不安の 払拭 ふっしょくに躍起となっている。

 6月の討論会後、テレビインタビューに応じたのは初めて。討論会で何度も言葉が詰まるなど年齢的な衰えに懸念が高まっていることに関し、「私はまだいい状態だ」と語り、「(投票までは)たくさんの時間がある。見ていてほしい」と自信を見せた。認知テストを受ける必要はないとも強調した。

 討論会の失敗は「ひどい風邪」が原因だったと説明した。次の4年の任期を全うする精神力や体力があるかを問われ、「できないと思っていたら立候補しない」と反論した。

 民主党の一部から出ている撤退要求については、「大多数は違う」と主張した。党内の重鎮議員らと意見交換したことに触れ、「誰もが選挙戦を続けるべきだと言っている」と述べた。共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)に勝てるかと問われ、「イエス」と4回連呼した。

民主党内で撤退求める動き

 民主党内で浮上する候補差し替えを巡り、米紙ワシントン・ポストは5日、マーク・ワーナー上院議員がバイデン氏に撤退を求めるグループ結成に向けて動いていると報じた。下院の一部からも公然と撤退を求める声が上がり、圧力は与党の両院議員に広がっている。

 報道によると、ワーナー氏らはトランプ氏に勝利するのは困難だとの見方を強めており、懸念を伝えるためホワイトハウスでバイデン氏と直接会談することも検討されているとした。

 同紙は民主党の主要献金者である経営者や市民活動家ら民間人のグループが5日、バイデン氏に出馬を辞退するよう求める書簡をホワイトハウスに送ったと報じた。書簡には168人が名を連ね、「民主主義と国家の未来のためだ」として身を引くよう求めた。

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