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西日本豪雨6年、追悼のヒマワリ…広島県熊野町「大原ハイツ」

読売新聞 / 2024年7月6日 12時23分

12人が犠牲となった川角地区の大原祈念公園で、夫の桐岡勝治さんの冥福を祈る妻の幸恵さん(6日午前、広島県熊野町で)=東直哉撮影

 14府県で300人以上(災害関連死を含む)が死亡した西日本豪雨は、6日で6年となった。各地に設置された献花台に遺族らが花を手向けるなどし、犠牲者の 冥福 めいふくを祈った。

 西日本豪雨では2018年7月6〜8日に11府県で大雨特別警報が発表され、被害が集中した広島、岡山、愛媛の3県では281人が死亡し、3万8820棟の住宅が被害を受けた。

 土石流で12人が犠牲になった広島県熊野町川角地区の住宅団地「大原ハイツ」の大原祈念公園の慰霊碑前でも遺族らが集まって献花した。地元住民らでつくる「大原ハイツ復興の会」がこの時期に咲くように園内でヒマワリを育てており、犠牲者の数と同じ12本が並べられた。

 夫の桐岡 勝治 かつはるさん(当時76歳)を亡くした妻の 幸恵 ゆきえさん(76)は、勝治さんと同じ年齢になって発生6年を迎えた。「10月に誕生日が来たら(夫の年齢を)超してしまう。あの災害がなかったら元気でいたかもしれないあの人の分まで、もうちょっと生きないと」と気丈に語った。

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