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バイデン氏「深刻な症状は何もない」…認知テストの必要性を否定「投票まで見ていてほしい」とも

読売新聞 / 2024年7月6日 20時21分

5日、米ウィスコンシン州マディソンで演説するバイデン大統領=淵上隆悠撮影

 【ワシントン=池田慶太、マディソン(米ウィスコンシン州)=淵上隆悠】11月の米大統領選で再選を目指す民主党のジョー・バイデン大統領(81)は5日、ABCニュースのインタビューで次の4年の任期を遂げる精神力や体力があるかを問われて「できないと思っていたら立候補しない」と述べ、心身の衰えを否定した。「大統領にふさわしく、選挙で勝つために適任である人物は私以外にいない」と語り、撤退しない考えを改めて示した。

 バイデン氏は6月下旬のテレビ討論会で精彩を欠き、年齢的な衰えに懸念が高まっている。討論会後初のテレビインタビューで、バイデン氏は「深刻な症状を示すものは何もない」とした上で「(投票までは)たくさんの時間がある。見ていてほしい」と自信を見せた。認知テストを受ける必要はないとも強調した。

 民主党の一部から出ている撤退要求については、「大多数は違う」と主張した。党内の重鎮議員らと意見交換したことに触れ、「誰もが選挙戦を続けるべきだと言っている」と述べた。共和党のドナルド・トランプ前大統領(78)に勝てるかと問われ、「イエス」と4回連呼した。

 大統領の実績を挙げる中で「日本の予算を増額させたのも私だ」と言及した。防衛費を指すとみられる。バイデン氏は昨年6月にも日本の防衛予算増を「私が説得した」と述べた後、日本政府が「我が国の判断であり誤解を招く」と申し入れ、修正した経緯がある。

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