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これぞ巨人の4番・岡本和真、雷雨で開始遅れ動ぜずいきなり2ラン…阿部監督「大きい一発だった」

読売新聞 / 2024年7月7日 6時0分

 巨人4―1ヤクルト(セ・リーグ=6日)――巨人が3連勝で2位浮上。一回に岡本和の2ランで先行し、七回にヘルナンデスの2ランで加点。グリフィンは8回1失点の好投で3勝目。ヤクルトは3連敗。

          ◇

 激しい雷雨に見舞われ、巨人の試合前練習は途中で打ち切られた。試合開始の予定時刻は15分、30分と徐々に延び、最終的に1時間遅れで始まった。集中力を保つのは難しかったはずだが、主砲の岡本和は違った。

 一回二死一塁で第1打席に入った。ボールを2球、冷静に見送って3球目。外角寄りの緩い変化球をしっかりと引きつけて振り抜くと、大きなアーチを描いた打球は、左中間スタンドに飛び込んだ。7試合ぶりの本塁打となる14号2ランとなり、「今日のような(雨天で開始が遅れた)試合は、先制点が重要だと思っていた」と振り返った。

 阿部監督は「チームにとっても、本人にとっても大きい一発だった」とたたえた。先制、逆転など今季の殊勲打のうち、三回までに放った本塁打は4本目。この日のような一打が増えればチームはより優位に試合を運ぶことができるはずだ。

 主将として2年目を迎えた今季、「さらに勝ちたいなっていう気持ちが増えた」とリーグ優勝への強い思いを口にする。だからこそ、打撃での貢献だけでなく、日々の言動や姿勢にも心を砕いている。雨が小降りになって試合が行われることになり、ベンチを飛び出したナインに率先し、体を動かして準備する姿があった。

 今季はこれまで78試合全てに4番で先発出場。打撃不振にあえぎながらも、試合前時点で本塁打、打点はともにチームトップで、リーグでも上位争いを繰り広げている。試合後は「勝てて良かった」と短い言葉に実感を込めた岡本和。巨人の主砲がバットだけでなく、その背中でチームを引っ張っている。(浜口真実)

巨人・阿部監督「(試合開始が遅れたが)みんな、いい集中力を持ってやってくれた。(グリフィンは)最後、よくあそこまで投げてくれた」

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