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青島幸男氏に石原慎太郎氏…無党派層が鍵を握る東京都知事選挙、「必ず行く」は69%

読売新聞 / 2024年7月7日 15時35分

最後の訴えに耳を傾ける人たち(6日、東京都新宿区で)=米山要撮影

 東京都知事選は6日、17日間にわたる選挙戦を終えた。深刻化する少子高齢化や、首都直下地震への備えなど様々な課題を抱える都政のかじ取り役に誰が選ばれるのか。有権者の半数に上るとされる無党派層の動向が鍵になるとみられる。

 知事選は国内最大の首長選で、今回の選挙人名簿登録者数(6月19日現在)は1153万3132人に上る。男性は562万838人、女性は591万2294人。

 選挙結果を左右するといわれるのが、無党派層の動向だ。読売新聞が6月28〜30日に行った世論調査では、自民党を支持すると回答した人は26%、立憲民主党支持は8%だったのに対し、「支持する政党はない」と答えた人は48%に達し、都民の2人に1人が無党派層といえる。

 特定の政党を支持しない無党派層には、政治に無関心な人もいるが、関心が高い人も多く、その時々の政治状況や、候補者の人柄などをみて投票先を決めるとされる。世論調査では投票について、69%が「必ず行く」、24%が「なるべく行く」と答えた。

 知事選で無党派層が存在感を増すようになったのが、タレントで参院議員を務めた青島幸男氏が当選した1995年以降とされる。無党派を前面に出し、選挙活動を一切せず、自民など5党が相乗りした官僚出身候補を退けた。続く99年は、政党の支援を受けなかった石原慎太郎氏が無党派層を取り込み、各党が推す候補を圧倒した。

 都選挙管理委員会によると、投票は7日、都内約1800か所で行われる。開票作業は、同日午後9時までに各区市町村で始まる予定。

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