沖縄でまた米海兵隊員逮捕、今度は基準値２倍のアルコールを摂取しての酒気帯び運転

沖縄県警察本部

　沖縄県警那覇署は６日、在沖縄米海兵隊員の男（２４）を道交法違反（酒気帯び運転）の疑いで現行犯逮捕した。容疑を否認している。

　発表によると、男は６日午前５時頃、那覇市牧志２の市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑い。ナンバープレート灯がついていなかったため、同署員が職務質問し、飲酒検知で基準値の約２倍のアルコール分が検出された。

　県内では６月２５日以降、米兵による性暴力事件が相次いで発覚。事件の概要が政府や捜査機関から県に伝えられなかったことも問題となり、綱紀粛正を求める動きが活発化した。政府は５日、県への情報提供体制を改めるとともに、ラーム・エマニュエル駐日米大使に再発防止を要請した。

　県警によると、県内では１〜５月の統計（暫定値）で、３１人の米軍人・軍属が刑法犯で摘発されている。