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台湾・民進党「将来の総統候補」を汚職容疑で検察捜査…中国との窓口機関代表も務める知中派

読売新聞 / 2024年7月7日 14時3分

鄭文燦氏

 【台北=園田将嗣】台湾の検察当局は6日、対中国窓口機関「海峡交流基金会」の 鄭文燦 ジョンウェンツァン理事長に汚職の疑いがあるとして裁判所に鄭氏の身柄勾留を請求した。鄭氏は同日、500万台湾ドル(約2400万円)を支払い、釈放された。与党・民進党政権下では汚職が相次ぎ、長期政権の弊害が指摘される。野党は 頼清徳 ライチンドォー政権への攻勢を強めるとみられる。

 台湾メディアは6日、鄭氏が台湾北部・桃園市長時代に市内の土地利用計画を巡り関係者から賄賂を受け取った疑いがあると報じた。鄭氏は弁護士を通じて「不法行為はしていない。真相解明を望み、身の潔白を証明したい」と疑惑を否定する声明を出した。

 鄭氏は2014〜22年に桃園市長を務め、23年1月〜24年5月には行政副院長(副首相)とし 蔡英文 ツァイインウェン前政権を支えた。民進党内では将来の総統候補とも目され、中国側と対話できる党内で数少ない「知中派」として知られる。頼氏は中国との関係改善を期待し、対中国窓口機関のトップに起用していた。

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