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ウィンブルドン第1シードのシフィオンテク、3回戦敗退…「気づいたら空っぽになっていた」

読売新聞 / 2024年7月7日 17時18分

テニス・ウィンブルドン選手権 女子シングルス3回戦でユリア・プチンツェワに敗れたイガ・シフィオンテク(6日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで)=松本拓也撮影

 【ウィンブルドン(英)=小石川弘幸】ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで6日に行われたテニスのウィンブルドン選手権の女子シングルス3回戦で、第1シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)が、世界ランキング35位のユリア・プチンツェワ(カザフスタン)に6―3、1―6、2―6で逆転負けした。前回4強のエリーナ・スビトリナ(ウクライナ)は前回準優勝のオンス・ジャブール(チュニジア)に勝って4回戦に進出。男子シングルス3回戦では、第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(独)らが16強入りした。女子ダブルスで柴原瑛菜(橋本総業)、レイラ・フェルナンデス(カナダ)組が3回戦に進んだ。

 全仏オープン3連覇のシフィオンテクは、芝のコートの上でぼう然としていた。「タンクを限界まで詰め込んだのに、気づいたら空っぽになっていた」

 第1セットはいつも通りの危なげない試合運び。ところが第2セットに入ると、「めいっぱい速いプレーを心がけた」という相手に対して、信じられないようなミスを連発した。リターンを宙に打ったり、ネットにかけたり。「どんどん力を失っていく感じで、取り戻せなくなった」

 「赤土の女王」にとって、今大会は乗り越えなくてはいけない壁だった。最高成績は前回の8強。苦手な芝を攻略しようと、今回は前哨戦を欠場して早めに現地入りして備えてきた。結果的には、そんな入念な努力が裏目に出た。「精神的にも肉体的にも、何もせずに回復する時間が必要だったのかも」。おそらく一番苦手とする休養の大切さを、痛感していた。

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