第21代最高裁長官に今崎幸彦氏、近く閣議で正式決定…13代続けて裁判官出身者が就任
読売新聞 / 2024年7月8日 15時0分
8月に定年退官する戸倉三郎・最高裁長官(69)の後任となる第21代長官に、今崎幸彦・最高裁判事(66)が就任することが8日、固まった。近く閣議で正式決定される見通しだ。
最高裁長官の交代は2022年6月以来で、13代続けて裁判官出身者が就くことになる。今崎氏の任期は70歳を迎える27年11月まで。今崎氏は京大法学部を卒業後、1983年に判事補任官。最高裁の刑事局長や事務総長、東京高裁長官などを歴任し、2022年6月に最高裁判事に就任した。裁判の実務と司法行政の両方に精通している点を重視され、長官への起用が決まったとみられる。
今崎氏は最高裁判事として、生殖能力をなくす手術を性別変更の事実上の要件とした性同一性障害特例法の規定を巡る裁判で、規定を「違憲・無効」とする大法廷決定(昨年10月)の多数意見に加わった。旧優生保護法を巡る国家賠償請求訴訟でも今月3日の大法廷判決で、旧法を「違憲」とする判断を示した。
戸倉氏は特例法や旧優生保護法の裁判のほか、21年10月の衆院選を巡る「1票の格差」訴訟などで大法廷の裁判長を務めた。任期中は民事裁判の全面IT化に向けて尽力した。
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