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パリでの陸上DL、110障害の泉谷駿介が不満の3位…エッフェル塔見学し「五輪に来たな」

読売新聞 / 2024年7月8日 19時52分

男子110メートル障害の予選で今季自己最高を出した泉谷=ロイター

 【パリ=平地一紀】陸上のダイヤモンドリーグ(DL)は7日、パリで行われ、男子110メートル障害決勝で泉谷駿介(住友電工)は13秒16の今季自己最高で3位だった。6月の日本選手権を制した村竹ラシッド(JAL)は13秒15の全体1位で予選を通過したものの、決勝を棄権した。両ふくらはぎがつったという。男子3000メートル障害では、三浦龍司(SUBARU)が今季自己最高の8分10秒52で7位だった。

 決勝を走り終えた24歳の泉谷は、3位と表示された電光掲示板を無言で見つめた。1位とは0秒01差。「ちょっとかみ合わなかったかなという感じです」。五輪開幕が迫るパリでの表彰台にも、満面の笑みとはいかなかった。

 予選は今季自己最高の13秒16をマークして全体2位で通過し、「結構、いい感覚はつかんだ」。DLでの優勝は昨年、スイスでの大会で経験済みだから、自信を持って決勝のスタートラインに立った。

 勢いよく飛び出したものの、前半でハードルに連続して触れ、加速しきれないまま。後半に持ち直したとはいえ、「8割ぐらい(の力の入れ具合)で行こうとしすぎて、ふんわりした」。予選と同タイムに終わったレースを省みた。

 日本選手権には出場せず、国内で練習を重ねて渡仏。前日はエッフェル塔を見学したといい、「五輪に来たなっていう感じが湧いてきた」。大一番へ心も体も備えは進んでいる様子だ。

 次戦は12日、モナコでのDLに臨む。「(強豪とされる)メンバーも結構いるけど、3番以内にはマストで(必ず)入りたい」。ターゲットの五輪本番へ、さらなる結果と自信をつかみにいく。(平地一紀)

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