パリオリンピックの米バスケ代表、ドリームチーム以来の豪華メンバー…体操は４冠の女王が復帰

公表されたパリ五輪の金メダル＝ＡＰ

　米データ会社「グレースノート」によるパリ五輪の最新のメダル予想では、日本の金１２個、総数４６個に対し、米国は金３７個、総数１２３個でいずれも国・地域別で最多となっている。

　注目競技の筆頭はバスケットボールだ。北京大会からの５連覇を狙う男子はレブロン・ジェームズ（３９）（レーカーズ）、ステフェン・カリー（３６）（ウォリアーズ）ら米プロバスケットボール協会（ＮＢＡ）のスター選手がそろい、マイケル・ジョーダンらを擁し、「ドリームチーム」と呼ばれた１９９２年バルセロナ大会金メダルの代表チーム以来の豪華な顔ぶれだと言われる。女子は、前回の東京大会決勝で日本を破り７連覇を達成。パリ大会では１次リーグ初戦で日本と対戦する。

　体操女子では、１６年リオデジャネイロ大会４冠のシモーン・バイルス（２７）が圧倒的な力を見せている。東京大会では２連覇がかかった個人総合決勝をメンタルの状態を理由に棄権。復帰した昨年の世界選手権では４冠を達成した。