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メダル3個と伸び悩んだ東京オリンピック競泳陣…大橋悠依の個人メドレー2冠と本多灯のバタフライ銀

読売新聞 / 2024年7月26日 7時10分

 2021年東京オリンピックで日本競泳陣が獲得したメダルは、大橋悠依の個人メドレー2冠と男子200メートルバタフライで本多灯が獲得した銀の計3個だった。金の数は前回リオデジャネイロ大会と同じ「2」だったが、メダル総数では7個から3個に減り、伸び悩んだ。パリオリンピックの競泳競技は27日に始まる。(デジタル編集部)

 東京大会が五輪初出場となった大橋は女子400メートル個人メドレー決勝を4分32秒08で金メダル。前半のバタフライ、背泳ぎで上位をうかがい、三つ目の平泳ぎでトップに立ち、最後の自由形で粘り逃げ切った。その3日後に出場した200メートル個人メドレー決勝では3泳法目の平泳ぎで2位まで順位を上げると、最後の自由形で、上位が横一線に並ぶ激戦を制した。競泳女子の日本勢で1大会2冠は史上初のことだった。

 本多は当時、日本大学の2年生。高校3年時の19年世界ジュニア選手権で銀メダルを獲得すると、ぐんぐんと記録を伸ばし、東京五輪直前の4月の日本選手権では、あこがれの瀬戸大也を抑えて優勝していた。男子200メートルバタフライでは準決勝を全体8位で通過して決勝へ。序盤から上位に食らいつき、得意の終盤に追い上げて最後の50メートルで4位から2位に順位を上げた。この種目の日本勢は、2004年アテネ大会の山本貴司の銀から5大会連続のメダルとなった。

 パリ五輪を前の昨夏に福岡で開かれた世界選手権で、日本競泳陣は2大会続けて金メダルを逃した。獲得したメダルは、瀬戸の400メートル個人メドレーと本多の200メートルバタフライの銅2個のみ。目標のメダル5個に届かず、日本記録も生まれなかった。欧米や中国など上位国に水をあけられて迎えるパリ大会の結果はどうなるか。

 日本競泳陣は1996年アトランタ大会ではメダルがゼロで、その後は2000年シドニー大会から連続6大会でメダルを獲得している。

 ちなみに、日本競泳陣が五輪に初めて参加した20年アントワープ大会以来、最もメダル獲得数が多かったのは32年ロサンゼルス大会の12個(金5、銀5、銅2)だ。

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