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陸上競技の敗者復活戦とは…パリオリンピックで導入、「予選敗退」なしに

読売新聞 / 2024年8月3日 18時59分

東京オリンピック陸上男子200メートルで予選敗退したサニブラウン・ハキーム(2021年8月3日撮影)

 パリオリンピックの陸上競技で、新たな試みが実施される。敗者復活戦の導入だ。いったいどんな仕組みなのか、説明する。(デジタル編集部)

 実施される種目は、200メートルから1500メートルのすべての個人種目で、ハードル種目を含む計10種目だ。

 これらの種目ではこれまで、予選では着順の上位者に加え、着順で突破できなかった選手の中でのタイム上位者が準決勝に進む仕組みだった。例えば、前回の東京オリンピックの男子200メートルでは、予選は7組に分かれて行われ、各組の3着以内の21人と、それ以外の選手のうちタイム上位の3選手の合計24人が準決勝に進んだ。日本勢は、サニブラウン・ハキーム(当時タンブルウィードTC)ら3人全員が予選敗退した。

 それを今回の導入で、タイム上位者の部分を廃止。着順に届かなかった選手全員が敗者復活戦に回り、準決勝進出の道が残されることになる。つまり、「予選敗退」はなくなり、これらの種目では、選手は少なくとも2度、レースができることになる。

 100mでは予備予選があるため、導入されない。また、3000m以上の長距離では体力回復などの観点から導入は見送られた。

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