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トライアスロン、東京オリンピックでは日本勢は惜しくも入賞逃す

読売新聞 / 2024年7月30日 8時15分

 パリオリンピックではセーヌ川などで行われるトライアスロン。2021年の東京オリンピックでは、どんなレースが繰り広げられたのか。(所属、肩書は当時)

 男子は、いずれも五輪初出場となったニナー賢治(NTT東日本・NTT西日本)が14位、小田倉真(三井住友海上)が19位だった。

 ニナーは最後のランに入る時点で8位。日本男子初の入賞が見えていたが、5キロ過ぎから脚がけいれんしそうになり、少しずつ順位を落とした。それでも、心が折れることはなく、ラストスパートで1人抜き去ってゴール。「とても興奮した」とガッツポーズを見せた。

 ニナーは豪州人の父、日本人の母を持つ。テニスやサッカーも得意だったが、14歳の頃、友達がしていたトライアスロンに最も興味を持った。日本の文化にひかれ、2021年4月に日本国籍を取得し、日の丸を背負った。

 女子は、4大会連続五輪出場を目指したトライアスロンの顔ともいわれた上田藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)が代表入りを逃し、世代交代した。しかし、五輪初出場の高橋侑子(富士通)は、最後のランに入る時点で8位だったが、そこから失速し18位。やはり五輪初出場だった岸本新菜(福井県スポーツ協会・稲毛インター)は途中棄権した。海外勢では、フロラ・ダフィが、バミューダ諸島選手としては夏冬通じて初めてのオリンピック金メダルを獲得し話題になった。

 新種目の混合リレーで、日本は高橋侑子、ニナー賢治、岸本新菜、小田倉真が出場したが、17チーム中13位に終わった。パリ五輪では、日本は女子が1枠しか出場枠を獲得できず、男女2人ずつが組んで臨む混合リレーには出場できない。

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