日経平均株価とＴＯＰＩＸ、ともに終値で史上最高値を更新

東京証券取引所

　１０日の東京株式市場で、日経平均株価（２２５種）の終値は、前日比２５１円８２銭高の４万１８３１円９９銭と、史上最高値を２日連続で更新した。

　日経平均は一時、４万１８８９円１６銭まで上昇し、取引時間中の史上最高値も４営業日連続で更新した。

　午前の東京市場は方向感なく前日終値を挟んでもみ合う展開となった。一方、午後になると、「ユニクロ」を運営するファーストリテイリングや半導体製造装置大手の東京エレクトロン、ソフトバンクグループなど、日経平均の構成比率の高い銘柄に買い注文が入り、全体を押し上げた。

　東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）も取引時間中の最高値を２日連続で更新し、終値は１３・６５ポイント高い２９０９・２０と、４営業日ぶりに最高値を更新した。