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輪島で地震後初の朝市…80歳店主「早く復興して、またあの場所でやりたい」

読売新聞 / 2024年7月10日 20時17分

能登半島地震後、初めて地元で開催された「輪島朝市」(10日午前、石川県輪島市で)=横山就平撮影

 能登半島地震で大規模火災に遭った石川県輪島市の「輪島朝市」が10日、市内の商業施設で地震後初めて開かれた。多くの客でにぎわい、店主らは半年ぶりの地元開催を喜んだ。

 朝市が開かれていた市中心部の朝市通り周辺では約240棟が焼け、公費解体は一部でしか行われていない。店主有志らは3月から全国14か所で「出張朝市」を開き、避難していた店主らの半数が地元に戻った6月から開催準備を進めてきた。

 この日は、朝市通りから南へ約1キロ・メートルの「ワイプラザ輪島店」の通路に地震前と同じオレンジ色のテントが並び、約40店が参加。エイヒレやホタルイカの乾物を販売した尾崎朱実さん(80)は「知り合いも来てくれてよかった。朝市通りが早く復興して、またあの場所でやりたいと思えた」と話した。

 市朝市組合によると、市内での朝市は当面毎日行う予定。将来は商店街のような形にする構想もある。

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