日経平均終値４万２２２４円、史上最高値を３日連続で更新…米株高を受け幅広く買い広がる

取引時間中としては初めて４万２０００円台をつけた日経平均株価のボード（１１日午前、東京都中央区で）＝帖地洸平撮影

　１１日の東京株式市場で日経平均株価（２２５種）の終値は、前日比３９２円０３銭高の４万２２２４円０２銭と、３日連続で史上最高値を更新した。一時、６００円近く上昇して４万２４２６円７７銭となり、１０日につけた取引時間中の史上最高値（４万１８８９円１６銭）も更新した。

　１０日の米株式市場で主要株価指数がそろって上昇した流れを、東京市場も引き継いだ。取引開始直後から半導体関連株を中心に、幅広い銘柄に買いが入った。東京外国為替市場の対ドルの円相場が１ドル＝１６１円台と円安・ドル高基調で推移していることも、自動車など輸出関連銘柄の上昇を後押しした。

　日経平均より幅広い銘柄で構成する東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）も１９・９７ポイント高い２９２９・１７となり、２日連続で史上最高値を更新した。一時は２９４６・６０をつけ、取引時間中の史上最高値（２９０９・５８）を上回った。