南海電鉄の南海本線と空港線、運転再開…踏切内でトラックと衝突し５時間半運転見合わせ

南海電鉄の踏切で、衝突した電車とトラック（１１日午前、大阪府忠岡町で）＝川口崇史撮影

　南海電鉄は１１日午後３時３０分頃、踏切事故で運転を見合わせていた南海本線の泉大津―貝塚駅と空港線の泉佐野―関西空港駅の運行を再開した。

　同日午前１０時５分頃、大阪府忠岡町忠岡東の南海電鉄の踏切（警報機、遮断機付き）で、関西空港発難波行き上り急行電車（８両）が、踏切内で立ち往生していたトラックと衝突。トラックの運転手や乗客約４００人にけがはなかったが、両区間で運転を見合わせていた。この事故の影響で、計１３１本が運休し、約６万人に影響が出た。