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松山土砂崩れ、家族連れ避難した男性「ドンとものすごい地響きした」…マンションにも土砂流れ込む

読売新聞 / 2024年7月12日 13時17分

住宅を巻き込んだ土砂崩れ現場(12日午後0時32分、松山市で、読売機から)=片岡航希撮影

 松山市で12日未明に起きた土砂崩れの現場は、観光客も多く訪れる松山城のすぐ近くの市中心部で、住民からは驚きの声が上がった。住民3人の安否がわかっておらず、現場では消防などによる救出作業が続いている。今後さらなる崩落が起きる可能性もあり、近隣住民らは現場近くから急いで避難した。

 「マンションと家に土砂が覆いかぶさっている」。12日午前3時50分頃、近隣住民から119番が入った。現場は松山城の城山に近接する住宅街。暗闇の中、 轟音 ごうおんを伴う土砂は木造住宅1棟を押しつぶし、脇のマンションにも流れ込んだ。

 現場近くの松山市立清水小学校に家族を連れて避難した男性(66)は「ドンというものすごい地響きがした」と証言し、「ここに住んで約20年になるが、こんな災害は初めて。さらに崩れるかもしれず、不安だ」と話した。

 土砂が流れ込んだマンションに住む男子大学生(18)は「はじめは家の前で土砂がとどまっていたが、とうとうマンションの中まで流れ込んできた。大学に行こうにも、教科書を取りにも戻れない」と途方に暮れた様子だった。

 同校には、12日午前9時時点で40世帯65人が避難。住民らは声を掛け合ったり、勤務先や学校に電話で状況を説明したりしながら、不安げな様子で過ごしていた。

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