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オリンピックで卓球の男女ダブルスは行われる?何ゲーム先取で勝利?…ルール説明

読売新聞 / 2024年7月28日 16時29分

2015年の世界選手権女子ダブルスに出場した平野美宇(左)・伊藤美誠組。五輪ではこの「みうみま」は実現しなかった

 パリオリンピックで日本勢の活躍が期待される卓球。5種目で争われるが、男子ダブルス、女子ダブルスは行われない。基本的なルールや実施種目などを紹介する。(デジタル編集部)

 卓球がオリンピックに採用されたのは1988年のソウル大会から。その際は、男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルスの4種目が行われ、日本の最高成績は、女子ダブルスの星野美香・石田清美組の4位だった。

 2004年アテネ大会まで、個人でメダルが取れなかった日本勢だが、風向きが変わったのが、08年北京大会。この大会から男女ともダブルスがなくなり、代わりに男女団体戦が導入されたのだ。男女団体戦は、シングルスとダブルスを組み合わせ、先に3勝した方が勝利する方式。シングルスが最大4試合、ダブルスが1試合で争われる。つまり、この時点で、ダブルスは団体戦で行われる1試合となった。

 日本の団体戦は北京大会こそ、男子5位、女子4位に終わったが、続く12年のロンドン大会では、福原愛、石川佳純、平野早矢香のメンバーで臨んだ女子が銀メダルを獲得。日本卓球界に初のメダルをもたらした。その後の16年リオデジャネイロ大会、21年東京大会でも団体は男女ともメダルを獲得した。

 また、前回の東京五輪から男女がペアとなる混合ダブルスが導入された。ダブルス種目が形を変えて、4大会ぶりに復活した形だ。この新種目で、水谷隼・伊藤美誠組が金メダルを獲得した。

 卓球の各試合は、サービスは2本交代で、先に11点を挙げると1ゲームを取れる。10-10になった時は2点差をつけるまで試合が続くことになる。

 五輪では、男女シングルス、混合ダブルスとも、4ゲーム先取の7ゲームズマッチで行われる。団体戦は、全試合3ゲーム先取の5ゲームズマッチ。

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