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東京オリンピックの卓球、日本は史上最強だった…前回大会を振り返る

読売新聞 / 2024年7月28日 15時38分

東京オリンピック卓球の混合ダブルス決勝、中国ペアを破って金メダルを獲得した水谷隼(右)、伊藤美誠組(2021年7月)

 パリオリンピックでの活躍が期待される卓球日本代表。前回の2021年東京五輪での結果はどうだったのか。改めて紹介する。(デジタル編集部)

 日本勢が獲得したメダルは、金メダルが1、銀が1、銅が2の計4個。卓球が初めて五輪で行われた1988年ソウル大会から2016年リオデジャネイロ大会までの8大会で合計4個だったから、一気に倍増させたことになる。

 特筆されるのは、史上初めて金メダルに輝いたこと。東京大会から導入された混合ダブルスで、水谷隼と伊藤美誠という実績抜群の2人がペアを組んだ。幼なじみの2人は息の合ったプレーを披露し、決勝では中国のペアを4-3で破り、抱き合って喜びを分かち合った。

 伊藤は女子シングルスでも躍進。準決勝で同学年のライバル、孫穎莎(中国)に敗れたものの、3位決定戦ではユ・モンユ(シンガポール)に4-1で逆転勝ち。女子シングルスでは初めて日本にメダルをもたらした。

 また、伊藤と石川佳純、平野美宇のメンバーで臨んだ女子団体では、準決勝の香港戦まで3試合すべて、シングルスも石川と平野のダブルスも1敗もせずに決勝に進出。金メダルこそ中国に阻まれたものの、3大会連続でメダルを獲得した。

 男子団体も負けじと奮闘。ドイツとの準決勝で苦杯をなめたが、韓国との3位決定戦では最後に、水谷がシングルスで快勝し、3-1でメダルを死守。興奮した当時18歳の張本が32歳の水谷に思わず抱きついた。

 唯一、日本勢がメダルを獲得できなかったのが男子シングルス。メダルの期待もあった張本が4回戦でスロベニアの選手に競り負け、丹羽孝希もドイツ選手に敗れた。

 3年を経てパリでは、東京大会を上回る成績を残せるか――。もちろん、最大のライバルは、前回大会も混合ダブルスを除く4種目で金メダルを獲得した中国だ。

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