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政府・日銀、11日に3兆円規模の為替介入か…急速な円高で日経平均は1033円安

読売新聞 / 2024年7月12日 20時47分

 政府・日本銀行が11日の外国為替市場で円買い・ドル売りの為替介入に踏み切った可能性のあることが12日、分かった。介入は3兆円規模だったとみられる。日銀が同日発表した当座預金の増減予想から明らかになった。

 外国為替市場では11日夜、対ドルの円相場が一時、1ドル=157円台まで上昇した。6月の米消費者物価指数(CPI)が発表され、上昇率鈍化が判明した後、円相場は4円程度急騰し、市場では実施の有無を公表しない「覆面介入」が行われたとの見方が広がった。介入の場合、4月下旬から5月に9・8兆円規模で円買い介入して以来となる。鈴木財務相は12日の閣議後記者会見で、「為替介入の有無も含めてコメントを控える」と述べた。

 12日の東京外国為替市場は海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は午後5時、前日(午後5時)と比べて2円41銭円高・ドル安の159円21〜23銭で大方の取引を終えた。対ユーロも荒い値動きとなり、午後5時、2円04銭円高・ユーロ安の173円15〜19銭で大方の取引を終えた。

 急速な円高を受け、日経平均株価(225種)は急落し、終値は前日比1033円34銭安の4万1190円68銭。下げ幅は今年最大だった。

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