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夏ボーナス平均98万3112円、賃上げ反映で過去最高…自動車や鉄道業で大幅アップ

読売新聞 / 2024年7月13日 8時50分

 経団連は12日、大手企業の夏のボーナス(賞与・一時金)妥結額の第1回集計を発表した。平均妥結額は前年同期比4・31%増の98万3112円で、3年連続で増えた。物価高や人手不足に対応した賃上げが反映された形で、比較できる1981年以降、第1回集計としては最高額となった。

 原則として従業員500人以上の企業を対象に、17業種・97社の妥結額を集計した。製造業は3・52%増の100万1780円で、初めて100万円を超えた。非製造業は6・79%増の92万5249円だった。

 業種別では14業種がプラスとなった。円安で業績が好調な自動車が17・83%増で、最も増加率が大きかった。コロナ禍から業績が回復してきた鉄道は11・50%増。化学、電機、食品の3業種はマイナスだった。

 昨年までは基本給を底上げするベースアップ(ベア)を優先し、ボーナスを抑える動きもあった。経団連の担当者は「今年は組合側がベアもボーナスもしっかりと要求し、企業が応えている」と分析している。

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