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1軍復帰の巨人・坂本勇人、「ショート復活はあり」球界OB太鼓判 サードでも悪くはないが「できないことはない」

J-CASTニュース / 2024年7月12日 16時54分

1軍復帰の巨人・坂本勇人、「ショート復活はあり」球界OB太鼓判 サードでも悪くはないが「できないことはない」

巨人の本拠地・東京ドーム

プロ野球横浜ベイスターズ、日本ハムでプレーした野球評論家の高木豊氏(65)が2024年7月11日にユーチューブを更新し、巨人・坂本勇人内野手(35)の起用法について私見を述べた。

2軍で調整していた坂本は12日に1軍に合流。同日から東京ドームで行われるDeNA戦に出場する見通しだ。

「阿部監督の中では、坂本はリーダー的存在というふうに」

スポーツ紙の報道によると、阿部慎之助監督(45)は「6番・サード」での起用を考えているという。

坂本は今シーズン61試合に出場し打率.234、4本塁打、18打点。出塁率と長打率を合わせたOPSは.590で、打撃の数字はいずれも低調だ。

6月26日には出場登録を抹消され2軍で調整していた。イースタン・リーグでは、3試合に出場して通算6打数無安打2四球だった。

坂本の実力を高く評価している高木氏は「気持ちの問題。気持ちをどう持っていくか。ファームのゲームに出ていて、結果がいろいろ出ているがそういうのは度外視。気持ちが入るか入らないかで全然変わる。本人の気持ちがどうなのかということ」と指摘し、阿部監督の胸中を次のように推測した。

「阿部監督の中では、坂本はリーダー的存在というふうに思っているから、野球を一緒にやりたいと思っているはず。岡本(和真)が(チームを)引っ張ったりとか、大城(卓三)が戦列に復帰したとか、丸(佳浩)が頑張っているとかあるが、やっぱり坂本だと思う。阿部監督の中では。ここらへんがしっかりしてくれないと、ということを常々思っているはず。坂本が経験したことから導いていくことは誰にも真似できない。そういうことに期待していると思う」

坂本不在の中、チームは11日時点でリーグ首位に立っている。高木氏は「今がうまくいっているので、(ポジションを)動かす必要はないと思う」と指摘する一方で、坂本のショート復帰に言及した。

「岡本もサードの方がピリッとする」

「ショートを2試合させて1試合休ませるとか。返り咲くということではなくて、野球のカンを取り戻させる。あれだけショートをずっと守ってきた人だけに、ショートはショートの野球があると思う。それと、坂本の中のリズムというものが。サードでも悪くはないが、リズムを思い出させるためにも、ショートで使ってもまだ大丈夫だと思う。あれだけ休んだから」

そして、坂本をショートに戻すもう一つの理由について、こう説明した。

「大城がせっかくいい状態になってきているし、岡本もサードの方がピリッとする。だから坂本がショートに入ってもいいのかなと思う。だましだましショートで使ったらどうかと思う」

今シーズン巨人のショートは、門脇誠内野手(23)が開幕スタメンを勝ち取ったが、5月下旬からルーキーの泉口友汰内野手(25)が起用されるようになった。

このような状況の中、高木氏は、後半戦は坂本、泉口、門脇の3人でショートのポジションを回していくことを提言した。

「阿部監督が我慢して泉口を使ったり、門脇を使ったり。コンバートという頭がありながら、そこを変更しながら、チームが上手い具合に回るように考えて工夫している。坂本の扱いをこれからどうしていくのか。(坂本を)ショートで使ってもいいと思う。できないということはない。1年を通してもたないだけで。(シーズンの)3分の2もつかと言えばもたないだけ。ここから半分くらいは持つと思う。だからショート坂本の復活はありだと思う」

チームは12日からホームの東京ドームでリーグ2位のDeNAと3連戦を予定し、15日から3位・阪神との3連戦を控える。

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