大谷翔平、試合前に前田健太と再会し笑顔…「通訳交え」楽しそうに会話

タイガースの前田健太（左）と再会し、笑顔で言葉を交わすドジャースの大谷翔平（７月１２日、米ミシガン州デトロイトのコメリカパークで）＝帯津智昭撮影

　【デトロイト（米ミシガン州）＝帯津智昭】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平が１２日（日本時間１３日）、敵地デトロイトで、タイガースの前田健太と再会し、約８分間、笑顔で言葉を交わした。

　試合前、グラウンドでキャッチボールをしていた大谷のところに前田が歩み寄った。前田は２０２１年に、大谷は２３年に、それぞれ右肘 靱帯 （じんたい）の再建手術を受けており、互いに球を投げるしぐさをしながら話す場面もあった。約８分間、笑顔が絶えなかった。

　前田は１６〜１９年にドジャースに所属。当時、前田の通訳だったウィル・アイアトンさんが、今は大谷の通訳を務めている。この日、アイアトンさんも交えて楽しそうに話した。

　これに先立ち、前田はクラブハウスで取材に応じた。不振で先発から中継ぎに配置転換となり、「やることは変わらない。いいパフォーマンスを出せるように努力するだけ」と語った。