Xがデジタルサービス法違反、EU当局が暫定調査結果…青い認証マークが「利用者を欺いている」
読売新聞 / 2024年7月13日 10時21分
【ニューヨーク=小林泰裕】欧州連合(EU)の執行機関・欧州委員会は12日、米X(旧ツイッター)がデジタルサービス法に違反しているとの暫定的な調査結果を発表した。青い認証マークが、偽情報の温床となりかねず、利用者を欺いていると非難している。
Xはかつて、著名人を対象に原則無料で青いマークを提供してきたが、イーロン・マスク氏の買収後、有料会員ならば誰でも取得できるようになった。欧州委は、青いマークのついたアカウントが偽情報を拡散したとみている。
大手IT企業に対し、偽情報の拡散などを防ぐことを義務付けるデジタルサービス法の暫定結果が公表されるのは初めてとなる。欧州委はXに対し、反論やサービスを見直す機会を与える。違反が確認されれば、世界全体の年間売上高の最大6%に相当する制裁金が科される恐れがある。
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