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代えられてもおかしくなかった門脇は「仕留めにいった」…巨人が3年ぶり7連勝

読売新聞 / 2024年7月14日 6時0分

6回2死満塁、門脇が走者一掃の2塁打を放つ(投手・松本凌)(13日、東京ドームで)

 巨人6−1DeNA(セ・リーグ=13日)―― 巨人が3年ぶりの7連勝。一回に岡本和の適時打で先制し、六回に門脇の3点適時二塁打などで突き放した。DeNAはプロ初登板の吉野が5回2失点で初黒星。

 中盤までは苦しい展開だった。2点を先行した巨人は、1点差に迫られて六回を迎える。無死満塁から、岸田が一邪飛、若林も三直。次の1点がぜひとも欲しい中、それまで2打数無安打の門脇が打席へ向かった。

 二回は無死二塁で空振り三振、四回はボール球に手を出して投ゴロに倒れ、「代えられてもおかしくなかった。チャンスをもらっている以上、1球逃したら負けぐらいの気持ちで仕留めにいった」。1ボールから高めの149キロを一振りで捉え、右翼フェンス直撃の3点二塁打とした。

 2年目にして2番遊撃で開幕スタメン入りを飾ったものの、攻守に精彩を欠いた。周囲の大きな期待に、応えたいという思いが空回りしたか。5月中旬からはベンチに回ることが増え、「毎年勉強。もう一度、一からチームの勝利に必要なことをやろう」と受け止めた。

 今も毎日が必死だ。常連となっている早出特打では振る力を鍛え、控えの日もベンチからバッテリーの配球を学び、選手が見せたしぐさの意図を聞きに行く。「打ち損じたら次はないと思っている」。途中出場から少ない打席で着実にヒットを重ね、つかんだ先発の機会で値千金の一打を放った。

 同じポジションを守る新外国人モンテスの来日は近い。阿部監督は「いい刺激になると思うし、結果を出せば使う。それがプロ野球」と語り、門脇も「負けられないという中で今日も試合に挑んだ」と言った。坂本、新人の泉口友汰(NTT西日本)も含めて激しくなる内野の定位置争いは、好調なチームをいっそう上向かせる。(福井浩介)

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