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10年の時を経て「アサイー」が再びトレンド。Z世代の人気1位、人気度2倍...。有識者が語る、"真相・変化・人気の理由"とは。

東京バーゲンマニア / 2024年7月13日 8時1分

10年の時を経て「アサイー」が再びトレンド。Z世代の人気1位、人気度2倍...。有識者が語る、"真相・変化・人気の理由"とは。

2013年から2014年にかけて、ブームを巻き起こした「アサイー」。2024年、今再び盛り上がりを見せています。SNSでバズった関連商品は即完売、さらには"アサイー界隈"というワードが生まれるほど......。

以前との話題性の変化や人気の理由、売り切れが続出した理由など、アサイーについての謎は多いです。

この一年で売り上げは急増

Z総研が発表した「Z世代が選ぶ2024年上半期トレンドランキング」では、流行った食べもの・飲みもの部門で堂々の1位に輝いたアサイーボウル。SNSで特に注目を集めるのが、大手チェーン店です。これまで話題になったのは、タリーズの「ヨーグルト&アサイー」やコナズ珈琲の「アサイーボウル」、ロイヤルホストの「アサイーボウル」など......。さらに、コストコやカルディなどで販売する冷凍アサイーは、即売り切れしてしまうほどの人気ぶりです。

今回、コナズ珈琲の広報担当者に反響を聞いたところ、アサイーボウルは2013年の1号店オープン時から提供しているメニューですが、この1年で売れ行きが急激に伸びているのだとか。アサイーボウルがきっかけで初めて来店する人や、グループ全員でアサイーボウルを注文することもあるそうです。

また、アサイー商品を多く取り扱うフルッタフルッタの広報担当者にも取材。いずれも前年を上回る結果となっていて、「お家でシリーズ」は4600万円で350%、「アサイーグロッソアイス」は6600万円で574.3%と、大きく数字に表れています。

盛り上がりを支えるのはZ世代の支持

フルッタフルッタの広報担当者にさらに詳しい話を聞くと、あまり知られていない事実が見えてきました。

SNSや販売店での熱気から興味関心度の高さを感じますが、実際の市場規模としては前回のブームと比べるとまだ半分にも満たない段階......。その一方で、Googleトレンドでは人気度が2倍に。前回のブームと比較して、SNSの普及度やメインのユーザー層が異なる等といった状況の違いによる変化を感じていました。

変化はこれだけにとどまらず、支持を得ている層にも。「以前のブームの際は30代前後の女性が中心でしたが、現在はZ世代からの支持が特徴的です」と話します。

最近では、アサイーを使用したメニューの販売休止や完売を知らせる貼り紙・SNSの投稿も多く、記者も何度も目にしました。これらは、急激な需要拡大に供給が追い付かないことが理由。ブラジルのアマゾン地域からコンテナ船で運送するには、2か月ほど時間がかかることが背景にあるそうです。

最後にアサイーの魅力は何かを聞くと、「性別年齢を問わず必要とされる栄養素が含まれていて、あらゆるシーンで人々の健康に貢献できるポテンシャル」との回答が。あっさりとした食べやすさや様々な食材と合わせて摂取できるクセのなさも理由だといいます。調味料やフルーツなどで自分好みにできる自由自在な食べ方が可能なのは、Z世代を虜にする大きな要因なのかも......。

意外な事実や前回のブームとの比較で見えた変化など、アサイー人気の裏に隠れた様々な姿が見えました。

※画像提供:フルッタフルッタ

東京バーゲンマニア編集部
Written by: 梅谷りな

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