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広島で被爆後に亡くなった少女モデルのブロンズ像、米シアトルの公園から盗まれる…両足首から上切断

読売新聞 / 2024年7月16日 9時25分

 【ロサンゼルス=後藤香代】広島で被爆後に亡くなった少女をモデルに米シアトルの公園に設置されたブロンズ像が、何者かに盗まれたことが分かった。12日に両足首から上が切断されて持ち去られているのが見つかり、公園管理者のシアトル市が警察に届け出た。

 像のモデルは2歳で被爆し、その10年後に白血病で亡くなった佐々木 禎子 さだこさん。死の間際まで千羽鶴を折り続けた禎子さんは、広島市の平和記念公園に立つ「原爆の子の像」のモデルでもある。

 現場の公園は1990年、米国人平和運動家で広島市の特別名誉市民だったフロイド・シュモーさん(故人)の働きかけで建設された。像は2003年にも右腕が切断される被害に遭い、修復された。

 地元警察が捜査を進めている。米紙ニューヨーク・タイムズは地元住民の話として、銅に金銭的価値を見いだした犯人が盗んだ可能性を伝えている。

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