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井上尚弥、ドヘニー相手に防衛戦へ…「一発も触れさせない気持ち」と意気込み

読売新聞 / 2024年7月16日 13時29分

 ボクシングの世界4団体スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥(大橋)が9月3日、東京・有明アリーナで、国際ボクシング連盟(IBF)同級元王者のTJ・ドヘニー(アイルランド)を相手に防衛戦を行うことが16日、発表された。

 ドヘニーは左に一発の威力を秘める強打のサウスポー。2018年に岩佐亮佑(引退)に判定勝ちし、IBF王者となった。その後、王座陥落したが、昨年7月に中嶋一輝(大橋)にTKO勝ちするなど再浮上してきた。5月に東京ドームで行われた井上尚―ルイス・ネリ(メキシコ)戦では、ネリが体重超過などで出場できなくなった場合の代役選手として前座の試合に出場し、TKO勝ちを飾った。

 日本のボクシングファンには知名度のあるベテランを、井上尚がどう迎え撃つか。現在、世界戦通算勝利数が井岡一翔(志成)に並ぶ日本男子最多の「22」となっており、勝てば単独1位に躍り出る。

 興行はダブル世界戦となり、世界ボクシング機構(WBO)バンタム級王者の武居由樹(大橋)が、世界ボクシング評議会(WBC)フライ級元王者で、WBOバンタム級1位の比嘉大吾(志成)と初防衛戦を行う。比嘉は2階級制覇をかけ、久々の世界戦に臨む。

 元K―1王者でもある武居の戦績は9戦全勝(8KO)、比嘉は15連続KO勝利の日本男子タイ記録を持つハードパンチャーで、KO必至の打撃戦が予想される。

 東京都内で記者会見した井上尚はドヘニーに相手が決まったことについて、「ここ最近いい試合をしている。気の抜けない相手」とし、「もちろん一発を警戒しながら、一発も触れさせない気持ちで自分のボクシングを展開する」と意気込みを語った。

 武居は「ワクワクしている。(比嘉選手は)ガンガン前に出てきて気持ちも強く、ハードパンチャーというイメージがある。自分も対応してKOで倒す。そんな試合をしたい」と語った。合宿中で、リモートで記者会見に参加した比嘉は「(世界戦に)戻って来ることができてうれしい。気を引き締めて前に出たい」と語った。

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