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自民党の萩生田光一・前政務調査会長、東京都連会長を辞任表明…都議補選大敗の責任取る

読売新聞 / 2024年7月16日 14時45分

自民党本部を出る萩生田・前政調会長(9日)=川口正峰撮影

 自民党の萩生田光一・前政調会長は16日、東京都連会長を辞任すると表明した。7日に投開票された都議補欠選挙で、自民候補が「2勝6敗」の惨敗に終わった責任を取る。都連は来月にも後任を決定する。

 萩生田氏は16日、党本部で開かれた都連会合後、記者団に「都議補選(の敗北)は指揮を執った私の責任が大きかった。新体制で来年の都議選、参院選に臨むことを決めた」と述べた。自らの地元・八王子市を含む選挙区でも大敗しており、「国政の様々な影響もあった」と語った。

 萩生田氏は、自民派閥の政治資金規正法違反事件を巡り、4月に党から1年間の役職停止処分を受けたが、都連会長は党本部の役職ではないとして続投していた。都連内には、3選を決めた小池百合子・東京都知事とのパイプ役として期待する声もあったが、今後の大型選挙に向けて人心一新が必要との判断に傾いた。

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