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副大統領候補のバンス氏、中国は「米国にとって最大の脅威」…対中問題への集中訴え

読売新聞 / 2024年7月16日 17時1分

副大統領候補に正式指名されたJ・D・バンス上院議員=AP

 【ミルウォーキー=田島大志】米共和党の副大統領候補に選ばれたJ・D・バンス上院議員は2022年の初当選以降、外交・安全保障を巡り積極的に発言し、米国のウクライナ支援に反対するなど「孤立主義者」(米政治専門紙ポリティコ)として知られる。

 バンス氏は15日、米FOXニュースのインタビューでロシアによるウクライナ侵略への対応を問われ、「速やかに収束させ、本当の問題である中国に集中できるようにする。これは米国にとって最大の脅威だ」と強調した。

 バンス氏はこれまで、米国がウクライナ支援を継続する余力はないとの主張を繰り返し、ウクライナ支援に向けた予算案採決でも反対に回ってきた。和平実現のため「ウクライナの大幅な領土譲歩が必要だ。それが解決に向けた唯一の方法だ」と主張したこともある。

 今年2月にはドイツでのミュンヘン安保会議に出席し、脱ウクライナと「アジア回帰」を訴え、欧州側の反発を招いた。副大統領となった場合、外交の火種となる可能性がある。

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