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イスラエルが国連運営の学校を空爆、15人死亡…ハマス「女性や子供が狙われた」と反発

読売新聞 / 2024年7月16日 19時29分

イスラエル軍に攻撃されたUNRWAが運営する学校に集まるパレスチナ人(14日)=ロイター

 【エルサレム=浅野友美】イスラエル軍は14日、パレスチナ自治区ガザ中部のヌセイラット難民キャンプにある国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)運営の学校を空爆した。イスラム主義組織ハマスによると、15人が死亡した。南部ハンユニスで13日にあった空爆は、ガザ保健当局によると死者が90人、負傷者が300人に増加した。

 今月6日以降、ガザの学校への攻撃は5回目といい、女性や子供が再び狙われたとしてハマスは反発を強めている。これに対し、イスラエル軍は、学校一帯が同軍への攻撃を指揮・実行するための隠れ家だったと主張している。

 ハンユニスの空爆を巡り、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は13日の記者会見で、標的にしたハマスの軍事部門カッサム隊トップのムハンマド・ダイフ氏が死亡したという「絶対的な確証はない」と述べた。一方、軍は14日、この空爆でダイフ氏の側近1人を殺害したと発表した。

 有力紙マアリブによると、週内にも仲介国カタールで停戦に向けた交渉が行われる見通しだ。ただ、ハマスの最高幹部イスマイル・ハニヤ氏は13日、イスラエル側が「合意を妨げている」と非難しており、先行きは不透明なままだ。

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