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日本の大型クロマグロ漁獲枠50%増、30kg未満は10%増…国際会議で合意

読売新聞 / 2024年7月16日 19時22分

水揚げされたクロマグロ(6月、新潟県佐渡市で)

 太平洋クロマグロの資源管理を話し合う国際会議「中西部太平洋まぐろ類委員会」(WCPFC)の北小委員会が16日閉幕し、日本の年間漁獲枠は30キロ・グラム以上の大型魚を現行の50%増、30キロ・グラム未満の小型魚を10%増とすることで合意した。

 11月末からフィジーで開かれるWCPFCの年次会合で正式に決まれば、大型魚の増枠は2021年以来3年ぶり、小型魚は漁獲規制が設けられた15年以降で初めてとなる。いずれも来年から適用される見通し。

 北小委員会は10日から北海道釧路市で開かれていた。現行の全体の漁獲枠は大型魚が7609トンで、このうち日本は5614トン。小型魚は全体で4725トンのうち、日本は4007トンを割り当てられている。

 太平洋クロマグロは乱獲により、絶滅危惧種に分類された時期もあった。国際的な漁獲規制が奏功し、近年の資源量は緩やかな回復傾向にあることを踏まえ、日本は今回の会議で大型魚の漁獲枠を現行の2・3倍、小型魚を30%増とするよう提案していた。

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