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バイデン大統領、トランプ氏を「標的」にとの発言は「間違いだった」…アメリカ国民に融和訴え

読売新聞 / 2024年7月16日 19時56分

バイデン大統領=AP

 【ワシントン=池田慶太】米民主党のジョー・バイデン大統領(81)は15日、トランプ氏の暗殺未遂事件前、トランプ氏を「標的」にすべきだと述べたことは「間違い」だったとNBCニュースのインタビューで認めた。

 事件を追い風に勢いに乗るトランプ氏とは対照的にバイデン氏の守勢が目立っている。

 共和党の一部がバイデン氏の発言が事件の原因と批判したことに対しては「誰かを刺激するかもしれないから何も言わないのか」と反論した。AP通信によると発言は先週、献金者との非公開の電話会議で行われた。

 銃撃後、トランプ氏と交わした電話のやりとりは「とても友好的だった」と振り返った。

 精彩を欠いた6月のテレビ討論会をきっかけに大統領選からの撤退論が広がっていることに関し、バイデン氏は「あのレベルのパフォーマンスをもう一度するつもりはない」と述べ、選挙戦継続に意欲を示した。

 これに先立つ14日には、暗殺未遂事件を受けてホワイトハウスの執務室から国民に向けたテレビ演説を行い、「米国では銃弾ではなく投票箱で意見の相違を解決する。それが私たちのやり方だ」と述べた。「政治の熱を冷ます必要がある。私たちは敵同士ではない」と語り、米国民に融和を訴えた。

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