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車椅子アイドル・猪狩ともか「感謝を強要している」指摘に持論 「言える機会があればどんどん言った方がいい」

J-CASTニュース / 2024年7月16日 14時57分

車椅子アイドル・猪狩ともか「感謝を強要している」指摘に持論 「言える機会があればどんどん言った方がいい」

猪狩ともかさんのX(@igari_tomoka3)より

アイドルグループ「仮面女子」の猪狩ともかさんが2024年7月15日にスレッズを更新し、「障害者として感謝の気持ちについての考え方」を記した。SNSでは共感の声が上がっている。

猪狩さんは18年4月に歩道で事故に遭い、脊髄損傷による両下肢麻痺と診断され、車椅子生活を送りながらアイドルを続けている。

「ただただ気持ちの良い言葉として発してます」

猪狩さんはスレッズで、「車椅子ユーザーとして手助けをしてもらったら感謝の気持ちを持ちたいと常に発信している」と切り出した。

そのうえで、「時々『感謝の気持ちを強要している』とか『普通の体験をしているだけなのに感謝の気持ちが必要なのか?』など色々な意見をいただきます」と明かした。

そして、「感謝ってそんな理屈で考えるものなのでしょうか? 『ありがとう』って言った方も言われた方も気持ち良くなれる無敵な言葉だと思うんです。言える機会があればどんどん言った方がいいと思うんです」と私見を語った。

猪狩さんは「ありがとうって漢字で書くと『有難う』ですよね。難が有るときこそありがとうなんです。自分が困難で困っている時、手助けしてもらった時こそ『ありがとう』なんです」と思いをつづった。

また、「"強制されている"や、"言わなければならないという義務感"なんて全くないんです。そこに理由や理屈なんて必要ありません。ただただ気持ちの良い言葉として発してます。ありがとうって言ったほうがお得なんです」と持論を展開した。

最後には「世界中がありがとうで溢れるようになったら素敵ですよね」との言葉で締めた。

コメント欄には

「ありがとうに健常者も障がい者もないですよね。ひねくれず普通でいいと思うんだが」「本当に『ありがとう』は魔法の言葉。言った人に『強要』とか『要不要』に感じるって『反省』や『コミニュケーション』を促されていると感じるんでしょうね(原文ママ)」
「自分が、出来ないことを、助けていただいたら、ありがとうですよ。わたしは、毎日助けてもらい、ありがとうばかり、言ってますよ」
「物を買ったり食べたりの際に、『ありがとう』『ごちそうさま』と言うのに対して、おかしいとか、『こっちがお金を払ってるのに』と言う意見もあります、嫌な世の中になりつつあります、『ありがとう』『ごちそうさま』『お世話かけます』『どうもどうも」、、、損得考えないで言いましょうや! ね!」

などと書き込まれている。

「手助けしてもらって当たり前ではなく、常に感謝の気持ちを持って」

猪狩さんは24年3月、車椅子ユーザーが「映画館でスタッフから他の劇場に行くことを勧められた」などとXに投稿してSNSで議論になった件についてXでコメントしていた。

猪狩さんは「世の中にある様々な企業が、障害者への手助けを業務の範囲を超えて個々の判断でやってくださっています」として、「見たい舞台の劇場の構造が調べてもわからなかった為、お問い合わせたら『階段があるけど、手伝うので安心して来てください。』と言っていただけて、ご厚意に甘えたことがあります(原文ママ)」と自身のエピソードを明かした。

そして「手助けしてもらって当たり前ではなく、常に感謝の気持ちを持っています。そこに優しさや思いやりが生まれて素敵な世界が広がっていくと信じています」とつづっていた。

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